ロッカーは金庫と言えるのだろうか

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ロッカーは金庫と言えるのだろうかどうかということについてですが、基本的にロッカーというのは薄い鉄板製のものがほとんどです。従って、例え鍵が付いているとはいっても、鍵をかける部分に電気ドリルを当てて破壊してしまえば、簡単に開けることが可能でしょうね。あるいは、アウトドアで焼き肉をする際に炭火に火をつけるような携帯式のガスバーナーで、鍵の部分を焼き切ることも可能です。もちろん、駅や銭湯にあるようなコイン式のロッカーに対してそんなことをして開けようとすれば、たちまち近くの人に通報されてしまうでしょうね。従って、あくまでも人に見られにくいような会社の更衣室のロッカーなどに限られてしまうかもしれませんね。そうは言っても、やはり簡単な作りのロッカーというのは、例え鍵が付いていたとしてもそれ自体が金庫の役目は果たすとは言えないでしょうね。ちなみに、私が勤めている会社でも更衣室に泥棒が入ったということがありました。

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その時には、ロッカーに鍵をかけていない人が被害にあったということらしいのですが、3割くらいの人は会社のロッカーということで鍵をかけていなかったようです。また、会社でも自販機のジュースを飲むという人も多いので、衣服のポケットに財布を入れたままという人は少ないと思うのですが、中には財布を衣服に入れたままという方もいたかもしれませんね。ところで、昔から置き型タイプの金庫というのは、別名ロッカー型とか箱型の金庫とは言われていたりもします。もちろん、そんなロッカー型というか箱型の金庫ともなると、定番とも言えるようなオーソドックスな金庫のタイプでもあるので、鍵だけでなくダイヤルが付いていたり、最近では押しボタン式のものもあります。いずれにしてもこうした従来からの箱型金庫というのは、二重ロック式になっている上にそのボディーも相当な厚みがあるので、そう簡単には破壊することは難しいでしょうね。